【金本監督アニキトーク4/10】 「普通にやればいいことをできなかった中、よく勝った」
(セ・リーグ、阪神4-3広島、1回戦、阪神1勝、10日、甲子園)阪神は、甲子園開幕戦で競り勝った。1-3の六回、代打・伊藤隼の適時内野安打などで3点を挙げて逆転。先発の小野は5回3失点だったが、六回から継投リレーで広島打線を無安打に封じた。
金本知憲監督(50)は試合後、インタビューに応じた。一問一答は以下の通り。
--いろんなことがあった甲子園初勝利
「そうですね。随所にね、やってはいけないプレーとかできるプレー、本来普通にやればいいことをね、なかなかできなかった中で、よく勝ったと思います」
--六回に伊藤隼の気迫の打席
「積極的にいくのが彼のよさですから。変化球ですかね? 浮いてきたところをピッチャー返し打ってね、一気にひっくり返すことができたのでよかったですね」
--先発・小野の投球は
「ボール自体はよかったと思います。ただ真っすぐに強いチームなんでね、そこを狙われてね、確実に捉えてきた。バッテリーとしても、もうひと工夫。球の勢いだけでなく、インコースつくとか、変化球たくさん使うとかいろいろ工夫が必要になってきますね」
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--広島はどうだった
「やっぱり隙がないっていうか、守りもしっかりしていますし、ストレートに強いですし、エンドラン決めるときは一発で決めるし、見習うべきところはたくさんある。やっぱり手応えありました」
小野の話「ボール先行が多く、バッテリー有利なカウントで投球することができず、得点してもらった次の回に失点を許してしました。高さかコースのどちらかを投げられる力を付けなければいけません」
藤川(六回に救援し、今季初勝利)「勝ち投手の球をもらってうれしいだけ。流れが出てくるまではみんなで頑張っていきたい」
逆転した直後の七回を三者凡退に斬った阪神・桑原「3人でしっかり抑えられてよかったです。1試合1試合、変わらずにやっていきたい」
高橋聡(八回にクリーンアップを三者凡退にする好投)「左打者を抑えるのが仕事なので、3人でいこうと思っていた」
勝ち越し打の伊藤隼「みんなが繋いでくれた打席だったので、絶対に返してやるという強い気持ちで打席に入りました。結果が出てよかったです」